ユーザーアカウント制御(UAC)の確認を表示させずにプログラムを起動する

先日、軽快に動作するリモートデスクトップソフトとして「Brynhildr」を紹介しましたが、「Brynhildrで操作中にユーザーアカウント制御が出るソフトを起動すると操作出来なくなるけれど何か方法は?」とお問い合わせを頂きました。

軽快に動作し動画の再生にも強いリモートデスクトップソフト「Brynhildr」
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たしかに「Brynhildr」で操作中に、ユーザーアカウント制御の確認が出ても、手元の画面には表示されないので、操作されているパソコンの所まで行かないといけません。しかも「はい」を押して起動させても、何も操作出来なくなります。

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この問題を回避するにはUAC自体を無効にするという方法もありますが、セキュリティ上あまり好ましくないので、特定のソフトのみ、この確認画面を出さず起動する方法を紹介します。

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タスクスケジューラを利用して起動する

ユーザーアカウント制御の画面を表示させずにソフトを起動するには、タスクスケジューラを利用します。以前、ソフトを自動起動させるやり方として紹介した方法の応用です。

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この時はログオン時に起動するように指定しましたが、任意の時点で起動出来るように変更します。以前の記事を参考にログオン時に起動するようにしていたタスクを変更するなら、単純に「トリガー」タブの条件を削除すればOKです。

これから作成するなら、「コントロールパネル」を開き、「システムとセキュリティ」-「管理ツール」にある「タスクスケジューラ」を起動し、「タスクの作成」をクリックします。

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全般」タブで「名前」のところに分かりやすい名前を付け、下の「最上位の特権で実行する」にチェックを入れます。なお、ここで付けた名前は、後でショートカットを作成する時の指定に利用します。

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続いて「操作」タブで「新規」のボタンを押します。

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参照」ボタンを押して、起動させたいプログラムを指定すれば完了です。「OK」ボタン、「OK」ボタンと押して画面を閉じます。

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次に、デスクトップの何も無い所を右クリックし、「新規作成」-「ショートカット」を選びます。

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「項目の場所を入力してください」という所に
C:\Windows\System32\schtasks.exe /run /tn タスク名
と入れます。今回の例では、「C:\Windows\System32\schtasks.exe /run /tn PartitionWizard」と入れています。

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ショートカットに名前を付けます。何でも良いので分かりやすい名前を付けましょう。

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作成したショートカットファイルをダブルクリックすれば、

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ユーザーアカウント制御の画面が出る事なく、指定したソフトが起動するはずです。

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これにより、ユーザーアカウント制御の確認が無いので、「Brynhildr」経由でもソフトを起動出来ます。ただし、そのままだと操作が出来ません。起動だけでなく操作も行いたい場合は、サーバ側の「Brynhildr」自体を管理者権限で実行します。brynhildr.exeを右クリックして「管理者として実行」を選んで起動しましょう。なお、クライアント側は普通に起動して操作すればOKです。

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これで、リモートコントロールソフト経由でも、ユーザーアカウント制御の確認が出るようなソフトを起動して操作出来るはずです。

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