パソコン起動時に、自動でプログラムを実行したいときは、「スタートアップ」フォルダにショートカットを入れるのが手軽です。この方法については、以前こちらでも書きました。
この記事を読まれた方から、「ユーザーアカウント制御(UAC)の画面が表示されるソフトを自動起動させたいんだけど、うまくいかない」とお問い合わせを頂きました。
確かにこのタイプは普通には起動出来ませんよね。ここではパーティションソフトの例で説明します(パーティションソフトを自動起動させるような事は、まずありませんけれど)。普通に起動した時は、このような「ユーザーアカウント制御」の画面が表示され、「はい」ボタンをクリックして起動させます。
このようなソフトは、「スタートアップ」フォルダにショートカットを入れても、自動では起動出来ません。
「タスクスケジューラ」に登録
こういったソフトの場合は、「スタートアップ」フォルダではなく、タスクスケジューラに登録します。「コントロールパネル」を開き、「システムとセキュリティ」-「管理ツール」にある「タスクスケジューラ」を実行します。
タスクスケジューラが起動したら、右側にある「基本タスクの作成」をクリックします。
「名前」は何でもよいので、分かりやすい名前を付けます。
タスク開始のタイミングは「ログオン時」を選びます。
タスクの操作では、「プログラムの開始」を選びます。
起動させたいプログラムを指定します。
下の「[完了]をクリックしたときに~」のチェックボックスにチェックを入れて「完了」をクリックします。
作成したタスクのプロパティが表示されるので「全般」タブにある「最上位の特権で実行する」にチェックを付ければ完了です。
これで、「ユーザーアカウント制御」が出てくるようなソフトでも、パソコン起動時に自動起動させられるようになります。