先月プロジェクターを購入し、それと同時にリビングからテレビを取り除いて生活していますが、全く不都合なく大画面で映像を楽しめています。生活が変わる、とまではいきませんが、リビングにテレビが無いのは圧迫感がなく快適ですね!
さて導入時に気になっていた反遮光タイプのスクリーン。アマゾンでも販売されていたので買ってみました。
表面はグレーでつるつるとしており、光に当たった部分が反射します。反射タスキのような素材ですね。
ひとまず既存のスクリーンの前に置いてみましたが…驚くほど明るさが変わります!
これは昼間でカーテンも開けており、スクリーンの一部には太陽光も当たっている状態。通常のスクリーンですと薄く見えるくらいの状態ですが、今回買った反射光スクリーンだとカーテンを閉めきった状態くらいの明るさに!
ただし、視野角はかなり狭く、通常のスクリーンだと横のほうから見ても明るさは変わりませんが、今回の反射光スクリーンだとほとんど見えなくなります。
もう少し分かりやすいように、もっと上から吊るし、夜に試してみました。スクリーンは和室に設置しているのですが、スクリーンすぐそばにある蛍光灯を完全に点けています。この状態でも、普通の液晶テレビと同じくらいの明るさで見えますね!コントラストもアップします。
ただ、やはり視野角は驚異的に狭く、少しでも斜めの位置になると通常のスクリーンよりも暗くなります。
ほぼ真横から見た状態。かなり暗くなりますね。
スクリーンのある部屋の電気を消すと、明るすぎるくらいです。
反射タスキのように、光を来た方向にそのまま反射するようですね。プロジェクターの投影角度で見るのが一番明るくなります。電気を消してみると、プロジェクターにその光が返ってくるのが良く分かります。
上下の視野角も狭く、プロジェクターの先にソファーがあるのですが、ソファーに座った状態だとキレイに見えるものの、立ち上がるとすぐに暗くなります。最近はスクリーンのすぐそばに設置できる超単焦点タイプのプロジェクターも人気になっていますが、そのようなプロジェクターだと使えないでしょうね。
設置場所を選んでしまいそうなスクリーンですが、この明るさは魅力的。昼間でもカーテン無しで鮮やかな映像を見られます。あまり明るくないモバイルプロジェクター等で威力を発揮しそうですね。スクリーンとしては結構安価ですので、視聴場所が決まっているなら試してみては。ただ設置する際には、折り目のシワをとるために、アイロンがけ等が必要になりますが。