『車のバッテリーあがり』を初体験しました…。が、1時間で自力復旧しました

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それは、先日夜のことでした。
車に乗ろうと、いつものようにリモコンキーを押したのです。
いつもならば、キーが解除された音がするのですが、この日は音がせず。

リモコンキーの電池を入れ替えた覚えも、ここ数年ないですし、リモコンキーの電池が切れていてもおかしくはありません。
「リモコンキーの電池変えないといけないな~」などと思って、カギを差し込んで車に乗り込みました。

が、キーを回してもエンジンがかからない。

うんともスンとも言いいません。
何度やっても状況は変わらず、車内は真っ暗なまま。

ええ~!?故障!?昨日はまでは全然普通だったのに!!?

と思って、私より車に詳しい家族にヘルプコール。
いわく、
「クラクションを鳴らしてごらん。鳴らなかったら、バッテリーがあがったんだと思う」
とのこと。

夜ということもあって、恐る恐るですが、クラクションをノック!!

鳴らない……。

バッテリーあがり決定です!(涙)

というわけで、初めてのバッテリーあがり対処が必要となりました。嗚呼……

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ジャンプスターターとの出会い

とりあえずJAFかディーラーに電話を……、とも思ったのですが、バッテリーあがりは割とよく聞く話。家庭でも出来そうな対処法を調べてみました。

調べた結果、方法は2つ。

その1 車2台のバッテリーをブースターケーブルで繋ぐ

たぶんこれが一般的によく知られた方法ですよね。
私もこの方法しかないと思っていました。

しかし、駐車場の構造上、ケーブルが届く位置にもう一台車を持ってくることが難しいため、こちらの案は断念。あと、以前やっているのを見たことがあるのですが、「バチィッ!!」と言ってて怖かった。
ムリそう。

その2 ジャンプスターターを使う

ジャンプスターターとは、カンタンに言えば大きい電池みたいなものです。
この電池の力を使って、とりあえずエンジンを始動させるわけです。

ちなみに、電池なのでバッテリーあがり対処だけではなく、USB端子につなげば、スマホやカメラ、ゲームなどの充電にも使えます。大きさも、スマートフォンくらいのものなので、持ち運びにも苦はありません。

これだ!!

この方法が手ごろそうです!

はじめてのジャンプスターター

というわけで買ってきました。
お値段は確か8,000円くらい。
もうカー用品店は閉まっている時間でしたので、ドン・キホーテで入手しました。
ありがとうドンキ。


こんな感じのケースに入っています。ケーブルも収納できます。


説明書やパーツが色々と入っています。充電用のUSBケーブルも付いています。


奥のゴムカバーがかかっているのが、車のバッテリーに繋ぐ端子。
手前にはUSBの端子もあります。
(落ち着いて紹介しているように見えますが、これは使った後、落ち着いてから撮った写真なんですけどね)

というわけでさっそく繋いでGO!
・・・と思ったのですが、電気を使う以上、このジャンプスターターにも電気が貯まってないと使えないんじゃ!?
恐る恐る買ったばかりのジャンプスターターのバッテリー残量を見ると、半分くらいはある模様。ランプがチカチカと光り、「いつでもいけるよ!」と知らせてくれます。

心強い!

「電流が流れます。危険ですので、ゴム手袋か軍手をしましょう」という注意書きにしたがって、軍手装着!
いざ、ボンネットを開けると、そこには無残に息絶えたバッテリーが。

おお バッテリーよ しんでしまうとは なさけない

恐る恐るバッテリーの「+」と「-」を附属のケーブルで繋いで、エンジンキーを回すと…。

かかったー!
エンジンがかかったー!!!

感動の瞬間です。
こうもあっさりと解決するとは。
ありがとうジャンプスターター!ありがとうドン・キホーテ!

エンジンがかかったら、30分~1時間ドライブ

めでたくエンジンが始動したわけですが、この車は現在電気がすっからかんの状態。「はー良かった良かった」とエンジンを切ったら、事態はまた振り出しに戻ってしまうわけです。

蓄電せねばなりません。

お金と一緒で、電気も貯めようとしなければ貯まらないのです。
無くなった時、そのありがたみが分かるのです。

というわけで、夜のドライブに繰り出す事に。
偉大な先人によると、大体30分~1時間くらい運転すれば、次の使用時に問題ない程度の電気が貯まるそうです。そして50キロくらいの速度で走行している状態が、一番効率よく発電されるとのこと。

時計の表示も「00:00」にリセットされてしまっていたので、それを直し、期せずして一人、夜の郊外ドライブ。なるべく電気が貯まるように、暖房もカーオーディオもつけません。
エンジンを切れないため、途中でコンビニに寄るわけにもいきません。
ただ、蓄電のためだけに、夜の街を突き進むだけ。

約40分走行後、無事に元通りに!

ひた走ること約40分。
帰宅して、恐る恐るエンジンを切ってみます。
ま、またかからなくなっても、強い味方・ジャンプスターターがあるし!

ドキドキしながら、もう一度エンジンをかけてみると、普通にかかりました。

復活!!!

寒い中走り続けた甲斐がありました。
ああ良かった・・・!

無事に復旧したものの、バッテリーに負担をかけてしまったことは間違いありません。
同じ目に遭わない為にも、ひとまずはジャンプスターターを車に積んでおくことにします。
スマホやカメラの充電にも便利ですしね。ただ夏場の車内は高温になるので、常に車載するという訳にもいかないかも。

ジャンプスターターにも電気をためておく必要がありますから、そちらも気にしなければいけません。いざ必要な時に、ジャンプスターターの電池がカラッポで使えなかったら意味がないですものね。

ちなみに、今回のバッテリーあがりの原因は、ドアが半ドアになっていた事だったようです。半ドアになっていた為、ルームランプが点灯した状態で長い時間が経過してしまった模様。昼間だったからルームランプが点いているのに気付かなかった……。

かくして、どうにか1時間以内にバッテリーあがりを解決することが出来ました。
1時間の内訳は、ほとんどが「調べて、ドン・キホーテに買い物に行った時間」です。
初めからジャンプスターターを持っていたら、5分で解決していたと思います。

今回は、貴重な知識と教訓を得ましたが、二度目はもういいです……。
もうバッテリーあがりになりませんように。

   

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