広島東洋カープが2016年11月4日に、25年ぶりのセ・リーグ制覇を果たした報告とお礼のため「広島護国神社」を参拝されましたね。
松田元球団オーナーや緒方孝市監督、小窪哲也選手会長など、首脳陣や選手、スタッフら計79名が参列、玉串を奉納した後、本殿の前で優勝ペナントを掲げて記念撮影されとのこと。
その広島護国神社に行ってみました。
広島護国神社は、広島城の城址公園内にあります。いつ来ても、美しい神社ですね。ちょうどこの日は天気も良く、青空をバックに見上げると神々しさを感じさせられます。
鳥居には、野球解説者として有名な元カープ投手の池谷公二郎さんの講演会案内が貼られていました。
11月4日に行われた優勝奉告祭の記念写真も展示
七五三の時期ということで凄い賑わいです。ちなみに、広島護国神社では11月15日に「七五三祭」が開かれます。
本殿左側には2016年11月4日に行われた優勝奉告祭の記念写真が展示されていました。
本殿左側には、有名な「双鯉(そうり)の像」があります。2匹の鯉が仲睦まじく泳いでいる様子を表しているとのこと。家内安全・夫婦円満・恋愛成就にご利益があると言われており、願いを込めてこの鯉を撫でるとご利益があると言われています。
色々な事を願いながらいっぱい撫でておきました。
本殿右側にあるのは「昇鯉(しょうり)の像」。鯉が滝登りをする様子を表しており、難関突破・目標達成・開運出世にご利益があるそうです。
ちなみに広島城がなぜ「鯉城」(りじょう)と呼ばれるようになったかというと、広島城がある一帯は昔「己斐浦」(こいのうら)と呼ばれていたからという説や、堀に沢山鯉がいたから、天守が黒いから、太田川が鯉の産地だったから当、色々な説があるようですね。
昇鯉の像のそばには、1979年のV2を達成した際、V3達成を祈念して球団に送られた巨大な絵馬も展示されています。
横にある柱には、巨大な絵馬についての解説があります。
巨大絵馬の後ろには2016年3月24日の必勝祈願祭や、2016年11月4日の優勝奉告祭の写真が展示してありました。
本殿の中には、現在の社殿などが建立された1993年に、カープより奉献された太鼓が展示してあります。
広島護国神社は市内中心部にありながら、緑も多く清々しい気持ちになれる場所。カープにちなんだ展示も多いので行くと楽しめますね。広島城の城址公園内にあるので、広島城の見学と合わせてお参りすると良さそう。ちなみに広島城の二の丸・三の丸では、2016年10月29日~11月13日まで「広島城大菊花展」が開催されています。
広島護国神社
広島県広島市中区基町21-2
http://www.h-gokoku.or.jp/
★おまけ★
昨日も記事にしたように、広島市内を見渡せば、ありとあらゆるものがカープとコラボしています。「千歳飴」でさえも、ご覧のようにカープの絵柄です。