Windows10をクリーンインストールする

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知人などからWindows10のクリーンインストール方法を尋ねられる事が増えてきたので、改めてインストール手順をまとめて紹介します。

(追記:Windows10 Anniversary Updateの公開により手順が多少変更になったので、新しく記事にしました。最新は下の記事を参考にしてみて下さい)

Windows10 Anniversary Update適用済みのクリーンインストール手順
8月2日にWindows10の大型アップデート「Windows10 Anniversary Update」がリリースされました。ペンを利用し...

ニュースや新聞などでも取り上げられているのでご存知の方も多いと思いますが、Windows7や8からは、2016年7月29日までは無償でWindows10にアップグレード出来るので、興味がある人はお早めに(アップグレードでトラブルが起きる事も多いので注意が必要ですが)。

ドライバをあてたりするのがちょっと不安な場合は、一度アップグレードインストールしてから、Windows10の「このPCを初期状態に戻す」機能で初期化する方が安心だと思います。

なお、Windows10のクリーンインストールには、Windows7かWindows8、またはWindows10のプロダクトキーが必要になります。プロダクトキーがちゃんとあるか確認してから作業しましょう。Windows8の場合はプロダクトキーがパソコンに貼られていない事もあります。下記で紹介している「Lazesoft Recovery Suite Home Edition」に含まれる「Password Recovery」を使って、BIOSに書き込まれているプロダクトキーを確認してみましょう。

Windowsのログオンパスワードを忘れた場合の対処法 2
以前、Windowsのログオンパスワードを忘れた場合の対処法を紹介しましたが、WindowsのCDが無い場合はどうしたらいいのか相談を受けま...

プロダクトキーが分からない場合は、一度アップグレードインストールして初期化する必要があります。もしくは、下記で紹介したチケットファイルを作成すると作業が楽です。

Windows10を手軽にクリーンインストールする
Windows10はいま無償アップグレード期間中で、Windows7やWindows8をお使いであれば、2016年7月29日まではタダでWi...

ちなみに、一度でもWindows10をインストールして認証したパソコンなら、大幅にハードウェアの構成を変更しない限りは、プロダクトキーの入力は不要で、自動で認証されます。

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Windows10のインストールメディアを作成する

まずは、マイクロソフトのホームページから「メディア作成ツール」をダウンロードして、Windows10のDVDかUSBメモリを作成します。

メディア作成ツール
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

Windows10setup-20

20160313-win10clean-01

(追記)
現在はWindows10 Creators Updateが公開されていますが、作成手順やインストール手順は大きくは変わっていません。

Windows10 Creators Update公開!アップデートやインストールDVD/USBメモリ作成も可能
マイクロソフトからWindows10の大型アップデート「Windows10 Creators Update」が現地時間4月5日に公開されまし...

Windows10をクリーンインストールする

作成したDVDかUSBメモリからパソコンを起動します。なお、インストールの最後のほうで、ネットワークが認識されていれば更新プログラムを取得出来るので、LANケーブルを繋げるのなら、繋いでおくと良いでしょう。

Windows10setup-01

この画面が表示されたら言語などを確認して「次へ」を押します。

Windows10setup-02

今すぐインストール」を選びます。

Windows10setup-03

プロダクトキーの入力画面になります。Windows7、Windows8、Windows10のいずれかのプロダクトキーを入力します。一度でもWindows10で認証した事のあるパソコンの場合は、画面下の「プロダクトキーがありません」を選んでスキップすればOKです。

Windows10setup-04

対象のエディションを選択して「次へ」を押します。なお、Windows10の仕様とシステム要件のページにも記載されているようにアップグレード元のエディションによって、アップグレード後のエディションは決まります。
Windows10setup-21

Windows10setup-05

ライセンス規約を確認し、「同意する」にチェックを付けて「次へ」を押します。

Windows10setup-06

「インストールの種類」で「カスタム」を選択します。

Windows10setup-07

Windows10をインストールするパーティションを選択します。キレイにするなら、全て削除してインストールすれば良いでしょう。ここで「次へ」を押すと、インストールが始まります。環境によって30分~2時間くらいかかります(クリーンインストールなら比較的早いかも)。

Windows10setup-08

Windows10インストールの最終設定

この画面が表示されたら「設定のカスタマイズ」を選びます。

Windows10setup-09

必要に応じてオン/オフにして「次へ」を押します。ここは全部オフでも構いません。

Windows10setup-10

Wi-Fiに関する設定。これも全部オフでも問題ないと思います。

Windows10setup-11

SmartScreen」は安全の為には有効なのでオンに、他2つはどちらでも構いません。

Windows10setup-12

ドメイン等に参加するかどうかの指定。会社のパソコンでなければ通常は「自分が所有している」を選び、「次へ」を押します。

Windows10setup-13

マイクロソフトアカウントの設定。マイクロソフトアカウントを利用するにしても、フォルダ名の関係で、この時点ではローカルアカウントを作成したほうが良いので「この手順をスキップする」を選びます。

Windows10setup-14

ユーザー名とパスワードを入力します。ユーザー名は半角英数字のほうが良いでしょう。

Windows10setup-16

これでWindows10のインストールが完了です。

Windows10setup-17

ネットワークが認識され、インターネットに繋がっている状態なら自動でライセンス認証が完了しているはずです。確認の為に、左下のスタートボタンを右クリックして、「システム」を選びましょう。

Windows10setup-18

Windowsはライセンス認証されています」となっていればOKです。

Windows10setup-19

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