antiX Linuxをインストール(2026年8月版)

超軽量で爆速で起動する「antiX」(アンティクス)。色々試していて少しごちゃごちゃしてきたのでまとめました。
古いPCで使う軽量Linuxとしてはかなりお勧めできるのでは。メモリ1GB程度でHDD搭載のPCでも十分実用になります。

インストール

公式サイトからISOイメージをダウンロードして起動します。まずは日本語表示にします。ちなみにUEFIではなくBIOS環境の場合は少し違う画面になるのでF2キーを押して日本語表示にします。

インストール時にISOパーティションを用意

ドライブの後半にantiXのISOイメージを保存しておき、緊急時にISOブート出来るようにするなら、インストール時にパーティションを作成しておくほうが楽です。この手順が不要なら通常のインストールを実行してインストール完了後の設定へ。
この画面で「ディスクレイアウトをカスタマイズ」を選びます。

BIOSの場合

BIOSの場合はDOSフォーマットで/bootパーティションを用意、後半に/isoパーティションを用意します。

UEFIの場合

UEFIの場合はESPパーティションと後半に/isoパーティションを用意します。

grubメニューにISOブートを追加

ISOパーティションにantiXのISOイメージをコピーします。ダウンロードしても可。

cd /iso
sudo wget https://sourceforge.net/projects/antix-linux/files/Final/antiX-26/antiX-26_x64-full.iso

ISOを配置したら、GRUBメニューに追加します。スクリプト途中で、メニューの登録方式として2つ用意していますが、BIOS/UEFIともに推奨の1で構いません(BIOS環境では2だと起動エラーになると思います)。

cd /iso
sudo wget -q https://raw.githubusercontent.com/hirogura/antix-grub-manage/main/antix-grub-manage.sh
sudo bash antix-grub-manage.sh

起動後にまず日本語入力の設定

まずは日本語入力を可能にするためにターミナルを起動します。

ターミナルに下記スクリプトを貼り付けて実行します。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/hirogura/scripts/main/antix-ibus-mozc.sh \
  | bash

再起動すれば反映されます。

ゴミ箱のエラーや日本語表示

# ゴミ箱のエラーを解消
sudo sed -i 's|^Exec=.*|Exec=sh -c "zzzfm $HOME/.local/share/Trash/files/"|' \
/usr/local/lib/antiX/antix26-desktop-files/reservoir/trash.desktop

# 日付日本語表示
cp ~/.conkyrc ~/.conkyrc.bak && \
sed -i '105s|.*|${alignc}${time %Y年%-m月%-d日(%A)}|' ~/.conkyrc && \
pkill -HUP conky 2>/dev/null || conky &

# Conky のフォントを変更
sed -i 's/DejaVu Sans/Noto Sans CJK JP/g' /home/user/.conkyrc

# LibreOfficeの日本語化
sudo apt install libreoffice-l10n-ja

# デスクトップにショートカット
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/hirogura/scripts/main/antix-desktop-shortcut.sh \
  | bash

Google Chrome

Google Chromeを使いたい場合は下記を貼り付けて実行。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/hirogura/scripts/main/antix-install-chrome.sh \
  | sudo bash

Thunderbird

メールソフトとしてThunderbirdを使いたいなら下記を貼り付けて実行。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/hirogura/scripts/main/antix-install-thunderbird.sh \
  | sudo bash

VLC

マルチメディアプレーヤーとしてVLCを使うなら下記。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/hirogura/scripts/main/antix-install-vlc.sh \
  | sudo bash

XnView MP

画像ビューアのXnView MPを使うなら下記。「レイアウト3」くらいが使いやすい気がします。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/hirogura/scripts/main/antix-install-xnviewmp.sh \
  | sudo bash

AzPainter

軽量なペイントソフトです。

# スクリプトを取得
wget https://github.com/hirogura/antix-azpainter/raw/main/install-azpainter.sh

# 実行
chmod +x install-azpainter.sh
sudo ./install-azpainter.sh

Tailscale

Tailscaleを利用するなら下記を実行。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/hirogura/scripts/main/antix-install-tailscale \
  | sudo bash

VS code

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/hirogura/scripts/main/antix-install-vscode.sh \
  | sudo bash

code-server

VS codeではなくcode-serverにするならこちら。
GitHubからインストールするなら下記。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/hirogura/scripts/main/antix-install-codeserver.sh \
  | sudo bash

日本語化

>Configure Display Language

opencode

curl -fsSL https://opencode.ai/install | bash

Incus & EasyIncus

GitHubからインストール。

curl -fsSL -o /tmp/install-easyincus.sh \
  https://raw.githubusercontent.com/hirogura/antixeasyincus/main/install-easyincus.sh
chmod +x /tmp/install-easyincus.sh
sudo /tmp/install-easyincus.sh

一定時間後にセッションが終了する場合は

Core 2 Duo世代の古いIntelグラフィックスドライバでは、一定時間経過後にセッションが終了しログイン画面が表示されることがあります。xset -dpms(DPMS機能自体をOFFにするコマンド)を送った瞬間に、モニターへの信号がリセットされて「信号なし」と誤認識され、ブラックアウト→そこから復帰できずセッション終了、という流れです。対策はDPMS自体は有効のままタイムアウト値だけ全部0(無期限)にするという方法で解決する可能性があります。これなら信号リセットのコマンドを送らないので、古いドライバでも安全なことが多いです。
まず下記を試して問題ないようなら、

xset s off
xset s noblank
xset dpms 0 0 0
xset q

IceWMのstartupスクリプトに追記して、ログインのたびに自動適用されるように設定します。

cat >> ~/.icewm/startup << 'EOF'
xset dpms 0 0 0
EOF

起動時にNumLockを有効化

IceWMならnumlockxパッケージを使用。

# numlockxをインストール
sudo apt update
sudo apt install numlockx

まずOnになるか試し、

numlockx on

問題ないようならIceWMのstartupスクリプトに追記。

cat >> ~/.icewm/startup << 'EOF'
numlockx on
EOF

これでキーボードのNumLockがオンになります。次回ログイン時にも自動で有効になります。ただし、ログイン画面(greeter)自体でもNumLockを有効にしたい場合は、ディスプレイマネージャ側(lightdm等)の設定が別途必要です。今回の設定はX/IceWMセッション開始後に効くものなので、「デスクトップに入った後」有効になります。もしログイン画面の時点から有効にしたい場合は使っているディスプレイマネージャを教えてください。

antiX LinuxのISOスナップショット機能

これについてはこちらの記事を。

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