UbuntuでKonomiTVを使ってテレビ視聴する環境構築を構築しましたが、録画環境の構築についても。これはEDCB-Wineを使います。Linux版のEDCBもありますが、EDCB-Wineで十分安定動作しているので。
詳細はKonomiTV作者のサイトで紹介されている通りでなので、ここでは簡単に。
現在はKonomiTVで視聴できているという前提でスタートです。
Dockerのインストール
まずはDockerをインストールしてユーザー権限でも使えるようにします。
sudo apt install -y ca-certificates curl gnupg
sudo install -m 0755 -d /etc/apt/keyrings
curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo tee /etc/apt/keyrings/docker.asc > /dev/null
sudo chmod a+r /etc/apt/keyrings/docker.asc
echo \
"deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/etc/apt/keyrings/docker.asc] https://download.docker.com/linux/ubuntu \
$(. /etc/os-release && echo "$VERSION_CODENAME") stable" | \
sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null
sudo apt update
sudo apt install -y docker-ce docker-ce-cli containerd.io docker-buildx-plugin docker-compose-plugin
動作を確認するならsudo systemctl status docker。その場合はCtrl+Bでストップ。
続いてユーザー権限でも使えるようにして一旦ログアウト(念のため再起動)します。
sudo usermod -aG docker $USER
sudo reboot
再起動後は、動作しているか確認。
docker ps
EDCB-Wineのインストール
続いて、EDCB-Wineの環境を整えていきます。
cd ~/dtv
git clone https://github.com/tsukumijima/EDCB-Wine.git
cd EDCB-Wine
cp wine-mount.example.sh wine-mount.sh
マウント場所を作成。ここではホームのビデオフォルダをマウントし、PC起動時にも自動でマウントする設定にする。
sudo mkdir -p /mnt/hdd-record
sudo nano /etc/fstab
マウントポイントを記述。
/home/user/ビデオ /mnt/hdd-record none bind 0 0
設定したマウントポイントに従ってマウント。
sudo systemctl daemon-reload
sudo mount -a
続いて、マウントポイントの編集。
nano ~/dtv/EDCB-Wine/wine-mount.sh
ln -s "/mnt/hdd-record/" "d:"の例でOKなら先頭をコメントアウトするだけでOK。
そして設定ファイルをコピーしてビルド。ビルドはかなり時間がかかります。
cp EDCB/Common.example.ini EDCB/Common.ini
cp EDCB/EpgDataCap_Bon.example.ini EDCB/EpgDataCap_Bon.ini
cp EDCB/EpgTimerSrv.example.ini EDCB/EpgTimerSrv.ini
cp EDCB/RecName/RecName_Macro.dll.example.ini EDCB/RecName/RecName_Macro.dll.ini
cd ~/dtv/EDCB-Wine
docker compose up -d --build
無事起動したら「http://コンピュータ名かIPアドレス:6510」にアクセス。Xfceのデスクトップ環境が表示されます。
もしエラーが出るならログを確認。よくあるのがcorefonts取得のエラーで、その場合はDockerfileからその記述を削除して、再度ビルドしましょう。
sudo nano Dockerfile
Ctrl+Fで検索、以下の記述を探してcorefontsの部分を削除。winetricks -q cjkfonts corefonts gdiplus → winetricks -q cjkfonts gdiplus
再度ビルドします。
docker compose up -d --build

EDCBの設定
通常はここでチャンネルスキャンを実施するのですが、「ISDBScanner」でスキャンしていたのであればその作業は不要。
チャンネル情報をコピー。これはdtv/scanned内に保存されている場合の例。
cp -a ~/dtv/scanned/EDCB-Wine/* ~/dtv/EDCB-Wine/EDCB/Setting/
再度、Xfceのデスクトップ環境に戻り、デスクトップにある「EpgDataCap_Bon」をダブルクリックすればチャンネル情報などが読み込まれているはずです。
画面右上のアイコンを右クリックして、最低限、視聴とEPG取得に使用するチャンネル数を選択します。

設定が終了したら、一旦サービスを終了すれば、すぐにサービスが再起動します。
また、Webブラウザで「http://コンピュータ名かIPアドレス:5510/EMWUI/epg.html」EDCB Material WebUIにアクセスして設定出来ます。EPGデータを取得すれば、番組表が表示されるはずです。
あとは、KonomiTVのサーバ設定で、「利用するバックエンド」を「EDCB」にし、下のほうにある「常に Mirakurun / mirakc から放送波を受信する」を有効に。
また何か録画すれば「TV-Record」フォルダが作成されるので、その後に「録画済み番組の保存先フォルダの絶対パス」で、ここの例では「/home/user/ビデオ/TV-Record」に変更すれば完了です。
