地域振興・観光振興に貢献するため、来年2018年10月頃から、地域の魅力ある風景や観光資源を図柄にしたプレート「地方版図柄入りナンバープレート」の交付が開始されます。自治体がデザインを国へ申請すれば、希望者に対し、オリジナルデザインのナンバープレートが交付されるというわけです。ちなみに全国向けの「図柄入りナンバープレート」としては、特別仕様として「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」が今年の4月から交付が始まっていますね。10月には「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」の交付も開始されます。
この 「地方版図柄入りナンバープレート」制度を利用し、広島県の「福山」ナンバーがカープとコラボすることが決まったそうです。ナンバープレートのデザインは、現在、カープ球団と検討中とのこと。
ナンバープレートの交付時に寄付金を納付する場合はフルカラー、納付しない場合はモノトーンとなりますが、カープデザインならほとんどの人が寄付金を納付するでしょうね。寄付金は、「福山」ナンバー該当地域の振興につなげていくそうです。
「福山」ナンバー該当地域は、竹原市、三原市、尾道市、福山市、府中市、大崎上島町、世羅町、神石高原町で、対象車種は、登録自動車(自家用及び事業用)と軽自動車(二輪を除く、自家用)。まずは今年の12月初旬に図柄等を提案し、2018年7月頃に図柄を決定、2018年8月頃に事前申込開始、そして2018年10月頃に地方版図柄入りナンバープレート交付というスケジュールになっているようです。詳細は福山市の案内ページで。
ちなみに、原動機付自転車用の図柄入りナンバープレートは既に多くの地域で導入が開始されており、今年2017年12月からはカープやサンフレッチェ広島のデザイン入りナンバープレートが選択できるようになります。
自動車用はどんな図柄になるのか、今から楽しみですね。そして「福山」ナンバーだけでなく、「広島」ナンバーでも導入してほしいです。