広島県の「平成28年度広島県学力調査報告書」が発表されました。
これはなにかと申しますと、以前記事にしました「2016年全国学力テスト」をもとにした学力調査と、生活習慣・学習環境に関する調査をまとめたものです。
(データは公立校のみから取得)
ちなみに、広島県は小学校では、国語A・国語B・算数A・算数B、いずれもトップ10にランクイン!
広島の小学生たち、がんばってますね~!
おおまかな分析結果・小学校編
【小学校国語】
●国語A(知識)については、平均正答率が78.4%。全ての領域等において平均正答率は全国平均より高い。
●国語B(活用)については、平均正答率が60.5%で,設問のあった全ての領域において平均正答率は全国平均より高い。
というわけで、国語はA・Bいずれも優秀のようです。
【小学校算数】
●算数A(知識)については,平均正答率が 79.7%で,全ての領域において平均正答率は全国平均より高い。
●算数B(活用)については,平均正答率が 49.5%で,全ての領域において平均正答率は全国平均より高い。
算数A・Bもすばらしい!
おおまかな分析結果・中学校編
【中学校国語】
●国語A(知識)については,平均正答率が 76.6%で,全ての領域等において平均正答率は全国平均より高い。
●国語B(活用)については,平均正答率が 67.9%で,設問のあった全ての領域において平均正答率は全国平均より高い。
中学生もがんばってます!
広島の子は本を読む読むのかもしれませんね。
【中学校算数】
●数学A(知識)については,平均正答率が62.1%で,領域別では,「図形」,「資料の活用」は平均正答率は全国平均より高いが,「数と式」,「関数」は全国平均より低い。
●数学B(活用)については,平均正答率が44.8%で,領域別では,「図形」,「資料の活用」は平均正答率は全国平均より高いが,「数と式」,「関数」は全国平均より低い。
いっぽうで、中学校の数学はもうすこしがんばりたいところみたいです。
アンケート結果もおもしろい
生活習慣・学習環境に関するアンケートですが、こちらは子どもたちにアンケート形式で配られたようです。
例えば「どのくらい本を読むか?」とか「テレビをどのくらい見るか?」などの内容でした。
こちらをまとめたもの、上記サイトで発表されているので、見てみると面白いですよ。
未来へ羽ばたく子どもたちに、よりよい学習環境を用意してあげたいですね。