Windows10セットアップ時に「簡単設定」を選んだ場合のセキュリティ設定を後から変更する

シェアする

Windows10へのアップグレードが自動的に始まり、結局そのままWindows10を使い始めたという人も多いでしょう。そのWindows10ですけれど、セットアップの途中に下のような画面があるのですが、ここで「簡単設定を使う」を押して設定を進めた人は多いのではないでしょうか。思わず押してしまいそうな場所にあるので……。

win10Security-13

しかし、ここはプライバシーに関わる設定項目が含まれているので、もし「簡単設定を使う」を押してセットアップした方は、設定を見直してみましょう。

スポンサーリンク

Windows10セットアップ時に「簡単設定」を使わない

実際に設定場所を紹介する前に、Windows10のセットアップ途中で「簡単設定」を使わない方法を紹介します。
先程の画面が表示された時には、少し分かりにくいですが、左下の「設定のカスタマイズ」を押します。

win10Security-01

すると、このような画面が表示されます。最初のページでは入力や位置情報に関する設定です。ここは全部「オフ」でも構わないと思います。

win10Security-02

次はオープンなホットスポット(パスワードが設定されていないような無線LANアクセスポイント)に自動的に接続するかどうかの設定や、エラー報告の送信設定です。説明にも書いてあるように、オープンホットスポットが暗号化されていない可能性もあるので、ここも「オフ」のほうがよいでしょう。

win10Security-03

「SmartScreen」は、フィッシングなどの詐欺サイトや、悪意のあるホームページの表示、ウイルスや怪しいソフトのダウンロードをブロックするフィルター機能なので、安全のためには「オン」のままでよいと思います。

win10Security-04

よく分からなければ、最後の「SmartScreen」以外は全部オフでも問題ありません。

「簡単設定」でセットアップした環境を後から変更する方法

それでは「簡単設定を使う」でセットアップした場合の、設定変更方法ですが、これは「設定」画面から行えます。まずスタートメニューを表示し「設定」を押します。

win10Security-05

設定画面で「プライバシー」を押します。

win10Security-06

全般」項目で入力に関する設定や、「位置情報」で位置情報の設定が行えます。その他の項目も必要に応じて設定を見直してみるとよいでしょう。

win10Security-07 win10Security-08

ノートパソコンなど無線LANを搭載している場合は、「ネットワークとインターネット」でオープンホットスポットに関する設定も変更しておきましょう。

win10Security-09

Wi-Fi設定を管理する」を押して、

win10Security-10

各種項目の設定を変更しましょう。全て「オフ」にしても問題ないと思います。

win10Security-11 win10Security-12

オープンホットスポットに関する設定などは、ちょっと分かりにくいところにあるし、プライバシー関連も複数の設定があるので、一度どういった設定になっているか確認してみるとよいでしょう。

Windows10セットアップ時に「簡単設定」を選んだ場合のセキュリティ設定を後から変更する2
以前、Windows10のセットアップ時に「簡単設定」を選んだ場合、この設定を後から変更する方法を紹介しました。 この時紹...

シェアする

フォローする

おすすめ記事
おすすめ記事
スポンサーリンク

コメント

  1. ユキ より:

    “ブラウザー、保護、更新”を後から変更する場合は?
    あと、“エラーと詳細の診断情報をMicrosoftに送信します”は?

    • ひろぐら より:

      両方とも少し分かりづらいですね。
      ブラウザー保護関連は、Edgeを起動して、右上の「…」から「設定」-「詳細設定を表示」で一番下あたり。
      エラー報告の方はやっかいで、Windows10 Proなら「ファイル名を指定して実行」で「gpedit.msc」と入力し「ローカルグループポリシーエディター」を起動、「管理者用テンプレート」-「Windows コンポーネント」-「Windowsエラー報告」と開き、右側の「Windows エラー報告を無効にする」をダブルクリックして「有効」にします。
      Windows10 Homeなら「ファイル名を指定して実行」で「regedit」と入力して「レジストリエディタ」を起動し、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows」キーの下に「Windows Error Reporting」キーを作成し、右側で「Disabled」(REG_DWORD)を作成して値を「1」にすれば有効(送信しない)、「0」にすれば無効(送信する)ですね。どちらもちょっと分かりにくいので、その内記事にしますね。