はや12月。
小中高とわず、受験生はそろそろ本格的に受験体制に入る時期ですね。
広島は、街の規模の割には中学受験をする子供が多いのだそうです。
そこで、だいたいどのくらいの人数が受験するのか?を調べてみました。
指標になるのは修道と女学院
ずばり、指標となるのは男子は修道、女子は女学院です。
なぜかというと、もっと上の学校を目指す子(広島学院、ノートルダム清心など)も、「合格圏には少し足りないけれど、もしかしたら!」という子も、とりあえず試金石的に受験する学校がこの2校だからです。
中間になるので、上下をまんべんなく拾うというわけです。
気になる受験者数は?
では、上記の修道と女学院の受験者数はというと。
修道中学の受験者数
2014年…1018人
2015年…1001人
2016年…983人
※募集人数は276人
女学院中学の受験者数
2014年…716人
2015年…809人
2016年…765人
※募集人数は200人
男の子のほうが人数が多いですね。
実際の合格者は、辞退者を想定してかなり多めに取られるようです。
広大附属の受験者数
広大附属だけは、他と若干傾向が違うので、特記しておきます。
広大附属は、例年、定員120名(男女合わせて)に対して、男子受験者600人前後、女子受験者500人前後となっています。
こちらは補欠者をほとんどとらないのが特徴です。
男の子は、「広大附属と広島学院に受かった場合、広島学院へ」という子もいるようですが、女の子は、広大附属に受かった場合、ほぼ100%そちらに進学するようです。
少子化の波。そして受験校絞り込みの傾向
何年かのデータを見ていると、やはり広島の中学受験にも少子化の波が押し寄せているようです。
年々、志願者数は減少傾向にあります。
ですが、それと同時に受験校を絞り込むという傾向が強くなっているとのことです。
「本当に入りたいと思っている学校だけ受験する」ということですね。
数字でいうと、だいたい1人あたりの受験校は3校くらいということです。
もちろん、倍率なんてものはただの数字ですし、結果は本人次第です。
人や数字に振り回されることなく、がんばってください!