UbuntuにFoxcloneをインストール出来ない場合の対処法

Linuxベースの無料イメージバックアップ・復元・クローンツールとしては「Clonezilla」が有名ですが、CUIベースのツールで分かりにくいのが難点です。このClonezillaをベースにGUIで使えるようにしたツールとして「Foxclone」があります。ライブCDやライブUSBで使用するのが一般的ですが、Ubuntuにインストールして使おうとしたところ、エラーが発生してインストール出来なかったので対処法を簡単にメモ。

Foxcloneのインストール時にエラーが発生

まず、公式サイトからdebファイルをダウンロードしてインストールします。

sudo apt install ./foxclone55_amd64.deb

すると次のようなエラーが表示。

これは依存関係のpolicykit-1が見つからないことが原因です。Ubuntu 24.04 (Noble Numbat) 以降、従来のpolicykit-1パッケージはpolkitdpkexecという個別のパッケージに分割・移行されました。 そのため、古いインストールガイドにある sudo apt install policykit-1を実行すると、「パッケージが見つからない」あるいは「選択肢がない (no choices)」といったエラーが出るようです。

policykit-1のダミーファイルを用意

対処法として、equivsで依存先だけをインストールするダミーファイルを用意します。まずはequivsをインストール。

sudo apt install equivs

続いて、policykit-1という名前のテキストファイルを作成します。

equivs-control policykit-1

テキストファイルを開いて、下記のように編集します。

Package: policykit-1
Version: 124-3
Depends: pkexec, polkitd
Architecture: all
Description: transitional package for polkitd and pkexec

このファイルを使ってダミーパッケージをビルドし、インストールします。

equivs-build policykit-1
sudo apt install ./policykit-1_124-3_all.deb

再度Foxcloneをインストール

無事インストール出来たら、再度Foxcloneのパッケージをインストール。

sudo apt install ./foxclone55_amd64.deb

今度は無事インストール出来、使用出来るようになりました。

もっとも、ClonezillaをベースにGUIで使えるようにしたツールとしては「Rescuezilla」のほうが使いやすいかも。こちらについてはまたそのうち。