本日11月23日(土・祝)に開催された「カープファン感謝デー」。その中で、気になる2025年のチームキャッチフレーズが発表されました!それは「遮二無二」(しゃにむに)です!
「遮二無二」戦い、「遮二無二」勝つ。右肩上がりにチームが成長することで、ファンとともに喜べるよう、二位は無い一位に向けて『遮二無二』邁進するという意味が込められているとのこと。
これまでのキャッチフレーズは? チームキャッチフレーズ一覧
新しいキャッチフレーズが発表されると、気になるのが過去はどのようなキャッチフレーズだったのか、です。そこでちょっと調べてみましたが、どうやら1953年の「闘志なき者は去れ」が最初のようですね。その後は少し間が空き、1973年の「スピードとスリルある野球」以降、毎年付けられているそうです。
1953年 闘志なき者は去れ
1973年 スピードとスリルある野球
1974年 HOTTER BASEBALL!
1975年 100%の努力(ルーツ監督)※途中で監督交代
ハッスルプレーでスリルあるエキサイトしたゲームを(古葉監督)
1976年 CHALLENGE ’76CARP BASEBALL V2 DO ONE’S BEST
1977年 LET’S GO TO CHAMPIONSHIP
1978年 ALL MEN DASH!
1979年 LET’S SPARK!
1980年 3S BASEBALL(SUSPENCE SPEED START)
1981年 3A BASEBALL(ACTIVE ACTION APPEAL)
1982年 BIG JUMP HOT BASEBALL
1983年 START FROM ZERO
1984年 BLAZING BASEBALL
1985年 CHALLENGE TO FRESH BASEBALL
1986年 CONSISTENT CONCENTRATION(一貫した集中力)
1987年 3C(COMMUNICATION COMBINATION CONCENTRATION)
1988年 RETURN TO FUNDAMENTALS(基本に帰れ)
1989年 WINNING SMILE
1990年 STRIKING AVNEW(新たなる爆発)
1991年 WILL TO VICTORY
1992年 VALUE OF VICTORY
1993年 RED CHARGE
1994年 TOTAL BASEBALL
1995年 TOTAL BASEBALL Ⅱ FORWARD EVER
1996年 TOTAL BASEBALL Ⅲ OVER THE TOP
1997年 TOTAL BASEBALL R S REALIZAR SUENO(夢の実現)
1998年 TENGA CONFIANZA (己を信じて)
1999年 YES,WE CAN
2000年 START FROM ZERO ZERO
2001年 レッドアタック「攻めろ!!」
2002年 レッドパワー「燃えろ!!」
2003年 ライジングハート「たかぶるハートで」
2004年 WILL TO VICTORY
2005年 REBORN TO WIN「赤ヘル再生」
2006年 ALL-IN
2007年 ALL-IN
2008年 ALL-IN激
2009年 ALL-IN烈
2010年 We’re Gonna Win 俺たちは勝つ
2011年 STRIKIN’ BACK!! 逆襲
2012年 破天荒 -前人未踏-
2013年 剣砥挑来
2014年 赤道直火
2015年 常昇魂 RED RISING
2016年 真赤激! Burn it up!
2017年 カ舞吼!-Kabuku-
2018年 ℃℃℃(ドドドォー!!!)
2019年 水金地火木ドッテンカープ
2020年 たった今 このAKAの子 舞いたった(たったいま このAKAのこ まいたった)
2021年 バリバリバリ
2022年 ガツガツGUTS!
2023年 がががが が むしゃら
2024年 しゃ!
2025年 遮二無二
ここ最近のキャッチフレーズを取り上げると大体次のような意味になります。
2012年 破天荒(はてんこう)
選手それぞれが自分の殻を破り、チームは今までの常識では考えられなかったことに挑戦するという意味が込められているとのこと。「新境地を切り拓く者」という意味の「GROUND BREAKERS」と、破天荒の意味を補足する「前人未踏」と組み合わせ、前人未踏の新境地をチーム一丸で切り拓いていくという意味で付けられました。
2013年 剣砥挑来(けんどちょうらい)
一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して巻き返す事を意味する「捲土重来」(けんどちょうらい)という四字熟語をアレンジし、「剣」を「砥」ぎすまし、「来」るシーズンに「挑」むという意味を込めたとのこと。
2014年 赤道直火(せきどうちょっか)
赤道直下の造語で、王道ならぬ「赤道」を真直ぐ火のように突き進んでいく、強敵・難敵を相手に実直なプレーで戦い、観る人の心に火をつけていくという意味を込めて付けられました。
2015年 常昇魂(じょうしょうだましい)
2年連続Aクラスの勢いを失うことなく、さらなる高みを目指し、新生緒方カープで常勝軍団を目指すという意味が込められています。「常昇魂」の漢字の一部が「red」となっているのはよく考えられているなーと感心させられました。
2016年 真赤激!(まっかげき)
カープ伝統の激しい練習に耐え、チーム一丸となり、赤く熱い気持ちで相手チームにぶつかっていく。大人しくまとまるのではなく、情熱あふれるプレーを心掛け、応援してくれるファンに「刺激的な野球」を届けていくという決意を込め、「真赤」(まっか)と「過激」(かげき)を組み合わたキャッチフレーズです。
2017年 カ舞吼!−Kabuku−(かぶく)
カ舞吼(かぶく)とは、「カープ」らしく「舞」い、「吼」えながら戦っていくという意味だそうです。歌舞伎の「傾く」(かぶく)という言葉を元にしたスローガンで、他チームの目を気にすることなくカープ道を突き進み、新シーズンも「カープらしく」熱く戦い、ファンを熱く魅了するプレーを約束するとのこと。
2018年 ℃℃℃(ドドドォー!!!)
チームに引き継がれる「努力」「泥臭さ」。シーズンを駆け抜ける「怒涛」の勢い。ひとり一人に必要な「度胸」。ファン・地域との一体感を表す「同心」「同郷」。来年も実現してみせる「胴上げ」。これらの言葉が有する「ど」を、「熱さ(温度)」と「カープらしさ(C)」を感じる「℃」で表現されているそうです。「℃」を3回続けることで、「チームに勢い」をもたらすと共に「リーグ三連覇へ駆け抜ける」決意も込めたキャッチフレーズとのこと。
2019年 水金地火木ドッテンカープ
「水金地火木土天海」をアレンジ。様々な特徴を持ちながらも同じ方向に公転する太陽系の家族である惑星、カープも「家族」のようなチームワークで戦うとのこと。デザインには、キャッチフレーズをリズムよくラップで刻むキャラクターを採用。リズムよくセ・リーグ4連覇、そして日本一を達成できるように突き進み、太陽系で1番輝くチームを目指す。
2020年 たった今 このAKAの子 舞いたった
前から読んでも後ろから読んでも同じ文章になる回文。カープ球団は2020シーズンに70周年を迎えるため、前から読んでも後ろから読んでも永続的に繰り返す回文に、これからもずっと広島でファンと共に戦っていきたいという思いを込めたとのこと。「AKAの子」はファン・選手を表し、佐々岡新監督のもと新しいチームとしてファンとチームが「和」をもって一体となり10度目のリーグ優勝、そして4度目の日本一へ向け舞いたつ姿を、キャラクターと星でデザイン
2021年 バリバリバリ
「バリ」は「もの凄い/とても」等の意味を持つ広島弁で、「2年連続Bクラス」というバリ悔しい現状を踏まえ、自分たちの殻を「バリバリバリ」と力強く突き破り「ねバリ強く戦う」覚悟をキャッチフレーズに。 「バリ」を3回繰り返した「バリバリバリ」という6文字には、 「バリあつく」「バリはげしく」「バリしつこく」戦う決意を込め、どんな困難にも決して屈することなく ファイティングポーズを取り続ける姿勢を表現。
2022年 ガツガツGUTS!
一日一日、一試合一試合を ガツガツ貪欲に戦い、GUTS!あふれる一年にしてきたい!といった想いを込めて。ガツガツと戦っていく、貪欲に勝利を求めていく、GUTS!あふれるプレーで広島を元気にしていく、歯を食いしばったデザインにはそんな想いが込められている。
2023年 がががが が むしゃら
目の前の一試合一試合を勝つために、がむしゃらに全力で戦う一年にしていきたい。がむしゃらに駆け抜けた選手時代の新井監督のように2023シーズンを戦い抜く覚悟をキャッチフレーズに込めている。
2024年 しゃ!
「勝(しょう)しゃ」になるという強い意志と「がむしゃら」に戦う決意が込められているそうです。「がむしゃら」に戦い、「しゃにむに」勝つことを考え、「よっしゃ!」をつかみ取る。チーム一丸で「しゃ!」を積み重ねた先の「よっしゃ!」で喜びを分かち合いたいとのこと。