多数の建物や像が重要文化財に指定されている、広島市内唯一の国宝「不動院」

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先日、久しぶりに広島市東区にある「不動院」を訪れてみました。広島市内唯一の国宝だそうです。不動院の前身は、足利尊氏・義直兄弟が国ごとに建立した安国寺だと言われており、国宝の金堂のほか、多数の建物や像が重要文化財に指定されているそうです。まず正面に見えるのが、国の重要文化財である「楼門」。立派な建物で圧倒されます。門内の左右には県の重要文化財である「金剛力士像」が安置されています。

楼門をくぐり抜けると国宝の「金堂」が目の前に大きく飛び込んできます。

中には、檜材で作られており漆箔が施されている、重要文化財の「木造薬師如来坐像」が設置されています。

金堂の右には、きれいな朱色で塗られた「鐘楼堂」が。こちらも国の重要文化財となっています。1433年(永亨5年)建立と言われており、不動院の中で一番古い建物らしいです。

その奥には「不動堂」があります。大きな数珠が下げてあり、ゆっくり引くと、珠が上から落ちてカチカチと音がするようになっています。この音で煩悩を打ち消されるそうですね。

市内中心部からも近い場所にあるので、興味がある方はぜひ行かれてみては。

不動院
広島県広島市東区牛田新町3-4-9[地図]
http://www.megaegg.ne.jp/~fudouin/

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