Excelで複数の条件がある場合はIF関数よりもVLOOKUP関数で

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仕事で送られてきた資料に分かりにくい関数の使い方があったので久しぶりにExcelネタを。エクセルを使い慣れている人にとっては当たり前の内容になりますが。
送られてきたシートに入っていたのは、複数の入れ子になっているIF関数です。条件分岐に対しIF関数は非常によく利用しますが、複数の条件がある場合にすべてIF関数で行うと、非常に見にくく、後で修正する場合も困難になります。
そんな時に便利なのがVLOOKUP関数です。分かりやすいよう、下のような例で説明します。
70点未満はD判定、70点~90点未満はC判定、90点~95点未満はB判定、95点以上はA判定、といった内容があったとします。もちろんこれはIF関数でも行えますが、VLOOKUP関数を使えば、次のようにシンプルになり、後でしきい値を変更するのも容易です。

簡単に説明すると、式はE2セルに入っており、D2セルの数値から判定しています。
参照している表はD5:E8。入力されている値がどこの範囲にあるかを見て、表の2列目を返します。TRUEになっているので近似値となります(FALESなら完全一致)。
複数の条件がある場合、Excle2016以降ならSWITCH関数を利用するという手もありますが、ほかの人が見たときに一目瞭然なのはこの方法でしょうね。IF関数で入れ子になっている場合はVLOOKUP関数を利用してみては。

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