先日紅葉を見に行った、東区戸坂にある「琴比羅神社」。その時は時間が無く、その奥にある「松笠山」登山を諦めましたが、改めて挑戦してみました。
下は別の日に撮った写真ですが、この奥にある山です。
駐車場に車を止め、まずは「琴比羅神社」への階段を上ります。階段のところでは相変わらず見事な紅葉が。
今日は扉が開いていますね。
神社右手の小道を奥に進むと、先日行った祠と滝に向かう登山道があります。滝の雰囲気は良いので、こちらからのルートがおすすめです。
なお、神社左側にも小道があります。
「松笠観音寺 参道」という看板があるので、ルートとしてはこちらが正式なんでしょうか。今回はこちらのルートを登っていきます。
ちなみにこの場所からの景色。戸坂や安佐南区の景色が一望でき、既に眺めが良いですね。
登山道は整備されており、傾斜はきついですが、歩きやすい道になっています。
少し登ると「一休出会い坂」という看板が。ここで、滝方面から登った道と合流です。
この「一休出会い坂」を、上側から見た写真。
ここからはごつごつとした石のある道などを歩いていきます。
少し登るとモミジが。色付きはもう少しというところでしょうか。
10分くらい登ると、分岐にきます。左側に行くと「湯釜古墳跡地」のようです。
少し左側に行って先を見てみましたが、どのくらいの距離があるのか分からないので、今回は諦め、右手の「松笠観音寺」方面へ。
少し歩くと分岐が見えてきます。
通常は真っ直ぐ進むと「松笠観音寺」のようですが、土砂崩れの影響でしょうか。通行止めになっているので、右手の仮参道へ進みます。
すぐに、少し開けた場所に。
ここから南側を見渡せますね。海や宮島まで見えます。
この写真では分かりづらいですが、右手と左手に分かれています。「松笠観音寺」は左へ。
「松笠観音寺」へ到着。
「空海の霊水」と呼ばれる井戸。ポンプを動かすと水が汲み上げられます。
こちらはだいぶ色付いていますが、見頃はもう少し後のよう。
「松笠観音寺」は戦国時代に安芸武田家の家臣だった戸坂入道道海によって作られたと言われているそうです。
さて「松笠山」登山で一番景色がキレイに見える場所が「八畳岩展望台」。そこへは「松笠観音寺」の右奥の道を進みます。
案内看板。ただ現在は途中が崩れていて、通るのがかなり困難になっています。安全に行きたいのであれば、少し遠回りになっても、「松笠観音寺」手前の分岐を右に行って登ったほうが良いです。
松笠観音の裏にある大きな岩でできた「松笠山碑」。
最初は歩きやすい道が続きます。
しかし少し進んだところで、大きく崩れた場所が。
滑りやすそうですし、掴む物もないので、少し危険です。
崩れた個所を越えて進むと、尾根に出ます。展望台はすぐそこ。
大きな岩が見えてきました。
この岩を登ると、
綺麗な景色が広がっています!
西方面の展望が開けていますね!北側から順に。
パノラマ写真にするとこんな感じです。絶景!
続いて、松笠山山頂を目指します。先ほどの分岐まで戻り、その先へ。案内看板に1200mと書かれていたように、結構距離があるので覚悟を。
尾根沿いを歩く形になり、道は平坦で歩きやすいです。時折、大きな岩が。
岩があるところからは、木々の隙間から少しだけ景色が望めます。
5分くらい歩けば分岐と案内看板が。
案内板を振り返って見たところ。ここを下ると、先ほどの「松笠観音寺」へ通じます。急な坂になっていますが、展望台に行くにしてもこの道を通ったほうが安全です。
倒れかけた看板を見ながら先に進みます。
5分程度で三角点に。ここからも少し景色が望めます。
少し下り山頂を目指します。道は楽ですが、ちょっと距離があります。左手には車道が。車で来れるならそうしているんですけれど、この道は通行禁止という情報を見かけていたので、歩いて登っています。
しばらく歩くと、可愛らしい看板が。登山をしている時は「もうすこし」とあっても、大抵は思っているよりは長いんですけれど。
大きな木が登山道を塞ぐように倒れているので、その脇を抜けていきます。
少し行くと分岐が。もしかすると「菰口憩の森」から来たほうが楽なんでしょうか。いつか歩いてみたいです。「戸坂東浄団地」からも来れるんですね。
最後の急な坂を登ると鉄塔が見えてきました!山頂です!
山頂にはベンチが置いてあり、のんびり景色を楽しめるようになっていますね。
案内板は全く読めなくなっています。
ここにも可愛い看板が。
山頂からの眺望。西方面は木々が邪魔をしてこれくらい。眺めは先ほどの展望台のほうが遥かに良いです。
東側はこのような感じ。
松笠山の山頂までは急な坂も多かったのですが、ここのところ「広島東照宮から二葉の里平和塔」、「武田山」、「宮島 弥山」と登ってきたからか、そんなに疲れなかったですね。下半身が強化されてきたのかな(笑)。ただこの中では一番きついと思うので、それなりに覚悟を。とは言っても、この時期の登山、楽しいですね!