豪雨災害の影響で不通となっているJR呉線の呉駅~坂駅。この区間については、現在JR呉線の代行バスが運行されてますが、各駅停車便は国道31号の渋滞に巻き込まれることもあり、所要時間が長く、さらに通過時刻も安定しておらず、利用される方にとっては不便な状況となっています。そのストレスを少しでも軽減しようと、呉駅~坂駅間の各駅停車便を対象に、JR呉線代行バスの位置情報をホームページで見られるサービスが8月20日(月)から始まりました。
パソコンやスマートフォンで特設サイトにアクセスすれば、ホームページ上で代行バスの位置情報をリアルタイムで確認出来ます。
これは、バス車内に簡易GPSシステムを搭載し、随時サーバに位置情報を送信。それをホームページ上でバスの位置情報を表示する仕組みとなっています。対象便は呉駅・坂駅それぞれの始発便~8:30までの出発便(呉駅:5:35頃発~、坂駅:625頃発~)で 、実施期間は8月31日(金)まで。平日の朝限定です。
31号線を経由する各駅停車の代行バスは、通常だと鉄道で23分かかるところをバスだと1時間〜1時間30分ほどかかることもあり、時間が読めないとのことでしたので、これで位置情報が分かるのは役立ちそうですね。詳細は呉市の「JR呉線及び代行バスの運行情報」ページで。
なお、JR西日本の運転計画と復旧状況については、8月21日(火)15:00時点の情報が、JR西日本のニュースリリースで公開されています。JR呉線の広駅~呉駅間については8月20日(月)から運行を再開しましたが、坂駅までは9月中の予定となっているようです。
(追記)
不通区間の運転再開予定が早まりました。