美味しいパンのお店「広島アンデルセン」が、2020年8月のリニューアルオープンに向け、本日7月3日(火)から建て替え工事が始まります。
新店舗のイメージが公開されていますが、建物の歴史や多くのお客様に親しんでいただいた広島アンデルセンのイメージを大切にしたいという想いから、2・3階の外壁は、既存の建物のデザインを踏襲されるとのこと。
それでいて、全体的にはガラス張りで、未来に向けた新しさが感じられる現代的なイメージになるそうです。敷地内南東側に「ポケットパーク(仮称)」を併設。パンを食べるスペースとしてだけでなく、季節や歳時に合わせたイベントを開催するそうです。
下の写真は昨日7月2日(月)の様子。工事着工の前日です。
もともと広島アンデルセンは、被爆建物である旧帝国銀行広島支店を修復し増改築した建物でした(「広島アンデルセンの建物の歴史」ページ)。その後も内装をリニューアルしたり、2002年には被爆建物部分の耐震補強および全館改装を行ってきましたが、老朽化のため2016年1月に営業を休止。
なお、リニューアルオープン後の新店舗も、被爆壁の一部を保存することで、被爆建物としての登録が継続されるそうです。
現在は紙屋町の仮店舗で営業中
広島アンデルセンの営業休止からリニューアルオープンまでは、2016年3月1日より紙屋町の仮店舗で営業を行っています(広島県広島市中区紙屋町2-2-2)。紙屋町交差点のすぐそばですね。
なお今後は、2019年2月に新店舗建築工事着工、2020年7月に新店舗 竣工、2020年8月にリニューアルオープンとなります。新店舗完成はまだ少し先ですが、今から楽しみですね。