「元祖カープ日本一神社」と言われている、広島市西区古江にある「三輪明神 広島分祠」。ここに「カープ館」があるというので、先日、近くを訪れた際に行ってみました。
場所は西広島バイパスの北側、古田台にある結婚式場「マリエール広島」と、「広島学院中高等学校」の間ですね。坂の上にあります。車で上っていくと、広い駐車場が見えてきます。
ここに車を停め歩いて階段を上ります。下の左側の写真にある建物は「交通安全祈願所」。後で知りましたが、階段の上にも駐車場がありました…いや何かそんな気はしたんですけれど。混んでいない時はもう少し上まで行けますね。なお階段の手前にエレベータの案内看板がありましたが、ひとまず階段で上へ。
階段もそんなに長くはないので、歩いて上ってもそんなに大変ではないです。上ったところに「大師堂」と学業の神様・商売の神様・財産の神様をお祀する「三社」があり、絵馬等が飾られていました。
ここからの景色は抜群。瀬戸内海まで見渡せます。
鳥居のそばには、昨年2017年4月に行われた「カープ日本一を神だのみするファンのつどい」というイベント案内が飾られていました。こちらに「元祖カープ日本一神社」と言われる理由が書かれています。どうやら1975年のリーグ初優勝の後、古葉監督が三輪明神にお参りをし、1979年に日本一になった事がきっかけのようです。
鳥居をくぐり、可愛いイラストを見ながら手水を使って清めたあと、
三輪明神 広島分祠の本殿へ。立派な建物ですね。靴を脱いで中に上がります。
途中の廊下には、「こい願い」の案内が掲示されていました。
本殿や祈祷殿で日本一と選手の安全を祈願。こちらからの景色も素晴らしいですね。
祈祷を済ませた後、階段の下を奥宮に向かって歩くと…、ありました!「カープ館」と書かれた建物があります。2016年に25年ぶりのリーグ優勝を果たした際、テレビ番組でカープOBが「日本一の出発点は三輪明神だった」と話したのがきっかけで発足した「カープ日本一古江の会」により、2017年10月にお披露目されたようです(その時の西広島タイムス記事ページはこちら)。
窓際には「こい願い」に使われる「こい」も沢山飾られています。中には優勝パレードが行われた時の写真や、
1985年に監督や選手によって行われた豆撒きの様子の写真なども。中村奨成選手の記事も飾られていますね。
そして「日本一祈願メッセージサインボード」が置いてあり、応援メッセージを書けるようになっています。すでに応援メッセージでびっしり埋め尽くされていたので、隙間に小さく書いておきました。
奥宮へ向かう参道。市内にいるとは思えないような落ち着いた雰囲気です。参道をしばらく歩くと祖霊社が。
こちらでも日本一を祈願。お祈りを済ませた後、帰りはエレベータを利用することに。
途中の通路には優勝パレードの写真や、外木場義郎さんのサインも。
この棚には何が展示されていたのか気になります。下の右側の写真はエレベータを降りた後の三輪櫻山荘ロビー。ここは結婚式に利用されているようですね。
さあ開幕まであと10日、もうすぐです!3連覇そして今度こそ日本一へ!今年も全力で応援していきます。
三輪明神 広島分祠
広島県広島市西区古江上1-376-15
http://www.megaegg.ne.jp/~miwamyojn/tooldeegg/