10月28日(土)から開催される日本シリーズ。その第2戦となる10月29日(日)の試合では、NHKと電通が共同開発した人工知能「ZUNOさん」と視聴者による「プロ野球!投球予測バトル」が開催されるそうです。
ZUNOさんは、囲碁や将棋などの分野で人間との対決が話題になっている「ディープラーニング」の技術を応用したスポーツ解説システムです。2004年から記録されている300万球を超える打席データを学習させることで、配球や勝敗、順位などを予測したり、これまで人間の解説者では見つけることのできなかった選手の傾向や試合状況に応じた投球の解析などが行えるそうです。配球予測では、球数やカウント状況、出塁状況、バッター左右、ピッチャー左右、点差、コース別長打率など、40以上の指標と、投手が直前に投げた球と打席の状況を分析し次に投げる球を予測するとか。
今回の「プロ野球!投球予測バトル」は、10月29日(日)の中継(NHK BS1で18:15~、試合開始は18:30)を見ながら、NHKの予測サイトにパソコンやスマホ、タブレットでアクセスし、1球ごとに「球種」「コース」を選ぶだけ(予測サイトは18:15に開設)。自分の予想と実際の投球が合っていたかは、予測サイト上でリアルタイムに表示されるそうです。詳細はNHKの案内ページで。
ZUNOさんの過去10試合における正答率は、球種で最高60.55%、コースで最高21.16%だとか。ZUNOさんに予測されるようになるとちょっと怖いですけど、この企画自体は楽しそうですね。配球予測、ぜひ挑戦してみては。