Windows10の大型アップデート「Windows10 Anniversary Update」が公開されましたね。これはWindows10のサービスパックとも言えるような大型のアップデートで、主に手書き機能や音声アシスタントのコルタナ、WebブラウザのEdgeが強化されます。
このアップデートは全Windows10ユーザーが対象で、勝手にアップデートされるのですが、サーバの混雑を避けるため、順次アップデートされていきます。その為、利用しているパソコンが、いつアップデート可能になるかは分かりません。
すぐにAnniversary Updateを適用する方法
もし、すぐに最新版にアップデートしたいのなら、Windows Update画面で「詳細情報」のリンクをクリックします。
Windows10 Anniversary Updateのページが表示されるので「Anniversary Updateを入手する」のリンクをクリックします。
ダウンロードしたファイルを実行します。
下のような画面が表示されるので「今すぐ更新」を押します。
互換性に問題無いかチェックされます。
問題なければ更新プログラムのダウンロードが始まります。
更新プログラムのダウンロードが完了したら「今すぐ再起動」を押せば、更新が始まります。パソコンの性能にもよりますが、1時間~2時間くらいかかるので、時間に余裕がある時に実行しましょう。
無事更新が終わればこの画面が表示されます。
バージョン情報を確認すると、最新バージョンの14393になっている事が確認出来ます。
Windows10のDVDやUSBメモリを作成する
Anniversary Update適用済みのWindows10のDVDやUSBメモリを作成するには、「メディア作成ツール」を利用します。今回のアップデートで、このツールを利用して作成出来るメディアも更新されています。
メディア作成ツール
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
ホームページからダウンロードしたファイルを実行します。ライセンスが表示されるので内容を確認して「同意する」を押します。
「他のPC用にインストールメディアを作る」を選びます。
「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外せば、32ビット/64ビットの異なるバージョンや、その両方を含むメディアを作成出来ます。
確認が表示されるので「OK」を押します。
USBメモリかDVD用のISOイメージを作るか選びます。
USBメモリを作成する場合はUSBメモリを指定して「次へ」を押します。中のデータは全て消えてしまうので注意して下さい。
Anniversary Updateの更新プログラムはサイズが大きく、ダウンロードにも時間がかかるので、Windows10のパソコンが何台かあるなら、この方法でUSBメモリかDVDを作成して、作成したメディアからアップデートを行うと、アップデート時間を短縮出来て良いでしょう。