安佐南区毘沙門の住宅街に行った時に、そこから見える山の中腹に赤い三重の塔が見え、何だろうと気になっていました。いつか行ってみたいと思いつつも、中々こちらの方面に来る事が無く、訪れる事が出来ずにいたのですが、別の用事でこの近辺に来る機会があり、時間もあったので行ってみました。
緑井毘沙門天
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1135744222617/
参道前にあるバス停の道路向かいに駐車場があり、車でも訪れやすいようになっています(上の各地図へのリンクは、駐車場を中心にしています)。下の写真はバス停から見た景色ですけれど、中腹に赤い三重の塔が見えます。
山門前の鳥居をくぐると、全体の案内図が目に入ります。ちなみに「毘沙門天」とは、須彌山(しゅみせん)の中腹で仏法をお守りになっている四天王の一人で、「多聞天」とも呼ばれる北方の守護神だそうです。
その先には、綺麗な赤色でそびえ立つ鐘楼の「毘沙門天山門」が見えてきます。両脇から2階に上がり鐘も付けるようになっているようです。
さらに進むと、付近の案内図が用意されています。これを見ると、権現山の山頂にも行けるようですね。
まずは「毘沙門天本堂」を目指して登っていきましたが、2014年8月の広島土砂災害で被害にあい、現在も修復中とのこと。一旦戻り、「多宝塔」を目指しました。
ちなみに、後で知ったのですが、この位置で向かって左側にある階段を上っても多宝塔に行けます。道は、ここから行ったほうが楽ですよ。
今回は、本堂前の階段に気付かなかったので、先程の案内図のあった場所から登りました。
山道はけっこう急で、ちょっとした山登り気分を味わえますね♪
10分くらい登ると、目の前にあの赤い三重の塔が! 遠くから見えていたのはこれだったんですね!
そして、この場所からの景観の素晴らしいこと! この写真では少し分かりづらいですが、瀬戸内海まで見渡せます!
多宝塔の横からは権現山の頂上まで行けるようですが、ちょっと時間が無かったので今回は断念。またいつかチャレンジしてみたいです。
下る時は、先ほどの本堂横へ抜ける道のほうを通って行きました。
今回初めて登ってみましたが、登山気分が味わえたり、絶景を堪能出来たりと、思いのほか楽しめました。本堂の工事が終わったら、また訪れてみたいですね!