先日ノートPCの液晶画面が暗くなるという話を書いたところ、それとは違うけれど、一瞬画面が真っ暗になると相談を受けました。ノートPCで、電源を抜いてバッテリー駆動にした際に、一瞬画面が暗くなるとの事。すぐ元に戻るので使用上は問題ないが、ちょっと気になるそうです。
これは、すぐにピンときました。
リフレッシュレート切り替え機能を無効にする
ノートPCの内蔵グラフィック機能がインテル製の場合、省電力機能が原因になっている可能性があります。今回のケースもそうでした。
設定は、まずデスクトップ画面の何もないところで右クリックして「グラフィックプロパティ」を押します。
バージョンによって画面は違いますが、電源関連の設定項目を表示します。この画面の例では「ディスプレイ設定」の「電源設定」が、それに該当します。
この画面が表示されたら、「設定の変更」ボタンを押します。
「インテル ディスプレイリフレッシュレート切替テクノロジ」という項目があるので、このチェックを外し「OK」ボタンを押します。これは、バッテリー駆動時にリフレッシュレート(画面の書き換え回数)を下げ、消費電力を抑える機能なのですが、その切り替え時に画面が暗くなっていたのです。この機能を無効にすることで、電源ケーブルを抜いた時でも画面が暗くならなくなります。
なお、一度この症状が発生しなくなれば、再度有効にしても症状は出なくなっている事もあります。設定を変更し直す事で、ドライバの動作が正常になったのかな。