「英会話しながら広島ガイド」を読んでみました

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シンプルでかわいい表紙です。CD付きの親切設計。

こんな感じで、左に日本語、右に英語の対訳がついています。

あおぎりの木。

広島県民おなじみ。アオギリの木について。観光ガイドとあなどるなかれ。結構ディープな情報も載っています。

カープについて。

もちろん、カープについても載っています。

広島のローカルニュースで見た本を市内で発見したので、購入してみました。

ニュースによると広島のガイドさんが、外国人観光客を相手にするときにとても重宝している一冊とのこと。

とっても好評で、2月に発行したばかりなのに、さっそく重版がかかったとか。

広島の中心部(紙屋町あたり)を歩いていると、本当によく外国人観光客の方を見かけます。

私はどうも見た目に緊張感が欠けているのか、結構道を聞かれたりします。

多いときは、週に2~3回聞かれることもあったりします。

機会が多いと傾向も見えてくるもので。

これまでの経験から、だいたい以下のような方に分類されるのだな、ということが見えてきました。

★原爆ドームを目指す方

場所柄当然ですね。たいてい「ゴー、ストレート」でことが済みます。

★宮島を目指す方

上に同じく。

時間はかかりますが、電停に乗ってもらいましょう。

たまに、アストラムラインでできたばかりの新白島駅へ行って、そこからJRに乗り換えたいとおっしゃる猛者もいます。

★市電の乗り方に戸惑う方

さもありなん。

紙屋町あたりの市電はお世辞にも「わかりやすいですね^^」などと言えるシロモノではありません。

電停は見えているのに、どうやってそこに行ったらいいのか分からない。

ドラクエの隠し通路みたいな場所からしか行けない駅があったりします。

おまけに、「紙屋町西」「紙屋町東」という電停が違う路線につながっています。

市内で一番大きな交差点(たぶん)は、見ることはできても渡ることはできません。(地下からは渡れます)

見えてはいるけれど辿り着くことはできない・・・そう、紙屋町交差点は現代におけるカフカの「城」なのです。

★広島駅へ行きたい方

これはもう都市設計のエラーなんじゃないでしょうか。

新幹線が発着するJR広島駅といわゆる「市内」と言われる広島市の繁華街は

市電で10分程度の距離があります。

こういう時はもちろん広島駅行の電停を教えるのですが、スーツケースなど大きな荷物を

お持ちの方が、到着後暗い地下道を通って市電が発着する駅の反対側入口へ

移動することを考えると胸ふたぐ気持ちになります。

この世の果てみたいだった広島駅新幹線口は、最近きれいになってきました。

★ホテルの場所を探す方

案外多いのがコレです。

広島のホテル、特に外国人向け宿やドミトリーは平和大通り近辺に集中しているのですが

ここがまた繁華街からちょっと外れてる場所なんですよね。

スーツケースを引きずった方に、「ここから歩いて15分くらいです」と伝えるのは

胸が痛みます。

だいぶ話題がそれてきましたが、シンプルで軽くて必要な情報だけが載っている

この本はなかなかおススメです。

ご入り用の方は、ぜひ広島へ♪

なんとAmazonでも売ってません。

ローカルでディープな一冊でございました。

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