広島市中区の本通駅から安佐南区の広域公園前駅までを結ぶ広島高速交通のAGT路線「アストラムライン」(広島新交通1号線)。開業から23年が経過し、車両の老朽化が進んできたことから、新型車両11編成(66両)の製造を三菱重工業に発注したと発表されました。
もう23年が経つんですね~。開業当初、下記の地下から地上に出る部分は飛行機が離陸する時の雰囲気に似ているとニュースなどで取り上げられていた事を覚えています。ちなみに下記の写真は現在の6000系。
アストラムライン全24編成の更新は、2期に分けて実施されるそうです。1期目の新型車両11編成は2019年度から2025年度の間で順次導入され、2期目で残る13編成の導入を予定されているとのこと。詳細は広島高速交通のニュースリリースに記載されている通りで、新型車両のイメージも公開されています。アストラムラインのイメージやシンボルカラーを継承しつつ、新しさを感じさせるデザインとなる予定だそうです。
その他にもベビーカーや車椅子のスペースを整備するなど、子育て・福祉に配慮するとともに、快適性や安全性も向上、省エネルギー化も実現するとのこと。
アストラムラインは、たまにラッピングされたデザインでも走っていますね。下記は2015年から運行されている安佐動物公園とのコラボバージョンで(愛称は「アサズーライン」)、動物たちのイラストが描かれています(デザインは安佐動物公園のニュースリリースで)。
サンフレッチェ広島の応援トラムも走っています。たまに見かけるんですが、いつも写真を撮り逃してしまいます。デザインは広島高速交通の特設ページで見られます。
最後に、願わくばもう少し運賃の値下げを……。