スマホの写真バックアップやファイル同期に便利な「Resilio Sync」、P2Pで転送速度が高速!

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かなり前に記事にしましたが、パソコン同士やスマホとのファイル同期に「BitTorrent Sync」を使っています。正直手放せないですね。「Dropbox」や「OneDrive」のようなファイル同期ソフトなんですけれど、クラウドを介さず、パソコンやスマホと直接やり取りするため、DropboxやOneDriveなどよりも転送速度が速いのが特徴です。容量制限が無いのも嬉しいですね。

ファイル同期の決定版! 高速で容量制限が無いSync
複数のパソコンで同期が出来るソフトとしてはOneDriveやDropboxなどがありますが、無料で使える容量は少ないですよね。また同期速度も...

このBitTorrent Syncですが、BitTorrent社の前CEOが新たにResilio社を立ち上げ、「Resilio Sync」として新たにリリースされました。従来のBitTorrent Syncも使えますが、今後のバージョンアップはResilio Syncのみ行われるそうです。

このニュースを見た時は「へー」という程度でした。つい先日iPhone 7 Plusに環境を移行したんですけれど、BitTorrent Syncもそのまま移行されており、普通に使えていたので無理に入れ直す必要はないかなと考えていたからです。

ところが本日、新たに同期するフォルダを追加しようとしたら、なぜか追加出来ません! QRコードで読み取ろうとしても、エラーメッセージが出ます。そういえば以前も、iPhoneから別のiPhoneへ環境を移行した時、同じようになったような…。端末毎に紐付けられているからでしょうか。

この場合、一度削除してもう一度インストールすれば解決するんですけれど、それなら新しいバージョンを試してみようかなと、Resilio Syncを入れる事にしました。

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パソコンに「Resilio Sync」をインストールする

まずパソコン側にResilio Syncをインストールする事にしました。ホームページにアクセスし上部の「Products」を押して、個人利用なら右側の「Sync&Sync Pro」のリンクをクリックします。

Resilio Sync
https://getsync.com/

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そのまま「Free Download」を押してもいいんですが、その下の方にある「Downlods」をクリックすると使用環境を明示的に指定出来たので、そちらからダウンロードします。

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パソコン用の「Desktop」が選ばれている状態なので、Windows(32ビット/64ビット)か(Windows7以降になります)、MacOS、Linux、FreeBSDから選んでダウンロードします。

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ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。オプション設定は、Windowsにログインしていない環境でも使用するならWindowsサービスとしてインストールしますが、通常は標準のままで良いでしょう。

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ファイルを送受信する時の名前を決めます。どの端末から送られているのか判別しやすいように、パソコン名とか分かりやすい名前にした方が良いと思います。使用許諾にチェックを入れ「開始」を押します。

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ニュースレターを受け取るかの設定。不要なら「×」を押して閉じます。

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メイン画面が表示されます。今回はまずiPhoneの写真のバックアップに利用しようと思うので、この状態で待機しておきます。

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iOSやAndroidにアプリをインストールする

iPhone側にアプリをインストールします。Android用のアプリも出ています。

Resilio Sync

Resilio Sync
開発元:Resilio Inc.
無料
posted with アプリーチ

直接検索するなら「resilio」で検索すれば出てきます。

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使い方ガイドを見るなりスキップするなりして、

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スマホ側のユーザー名を決めます。こちらも分かりやすい名前にしたほうが良いでしょう。「セルラーデータを使用して同期」の項目は、WiFi以外の時でも同期するかの設定ですけれど、これは使用環境に応じてOn/Offします。設定が終わったら「完了」をタップ。

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何も同期フォルダが無い状態なので、右上にある「」をタップします。メニューが表示されるので写真のバックアップに利用するなら「カメラバックアップ」を選択。

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バックアップを有効にするため「バックアップを設定」をタップ。

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写真へのアクセス許可が表示されるので「OK」をタップ。

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通知するためのURLが作成されるので、メールで送信するかクリップボードへコピーするか選びます。

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パソコン側で通知されたリンクを開くと、確認が表示されるので「許可」ボタンを押します。

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同期先のフォルダ(今回はスマホの写真を保存するフォルダ)を指定し、「接続」ボタンを押します。

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パソコン側では「承認待ち」の状態になります。

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スマホ側では、メイン画面の右上にある「ベル」アイコンに通知が表示されるので、そこをタップし、許可すれば同期が開始します。なおResilio Syncの場合は、アプリインストール直後に今回紹介した流れで行った場合、そのままメイン画面に通知が来ましたが、以前のBitTorrent Syncの場合はインストール直後は通知が来ず、一旦アプリを終了させて、もう一度起動すれば通知が来ました。承認の通知は数秒で来るので、もし通知が来ない場合は一旦アプリを再起動すれば来るかもしれません。

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これで設定は完了です。今後、スマホの写真をパソコンにバックアップしたい時は、Resilio Syncアプリを立ち上げてしばらく待っているとパソコン側に保存されます。さらに同期するフォルダを追加すれば、スマホにファイルを送りたい時も手軽に送れて便利ですよ♪

ちなみに、パソコン同士ならResilio Syncが起動していれば、指定したフォルダ内のファイルが自動で同期されますが、スマホの場合は保存したいファイルをタップするまではスマホに保存されないので、スマホの空き容量はさほど気にしなくても構いません。

今回改めて設定し直してみましたが、LAN内で実行するとやっぱり同期速度が速くて良いですね。スマホ同士の連携は既存のクラウドサービスの方が楽なので、併用しながら用途用途で使い分けていきますが。
パソコン同士でのファイル同期、またはパソコンとスマホ間でファイル同期を行っていて、既存のクラウドサービスの容量や同期速度に不満を持っているなら、Resilio Syncを使うと満足出来るかもしれませんよ。

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