梅雨入りや梅雨明けはいつ決まるの?

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暑い日が続く毎日ですが、子供に「いつから梅雨入り?」と聞かれました。沖縄は既に梅雨入りしており、中国地方もそろそろ発表されるんじゃないかなと思いつつ、基準は何か気になったので、ちょっと調べてみました。すると……

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どうやら、桜の開花宣言のように、標本木を観察して一定数のつぼみが咲いたら開花宣言といった明確な基準は無いようです。5~6月に出される梅雨入りの発表は「速報値」で、梅雨入りや梅雨明けの時期が確定するのは、なんと秋になってからのようです。

ここ最近の天候の推移や、今後曇りや雨が数日以上続きそうなら、梅雨入りを速報値として発表するというわけです。なので、「梅雨入りしたとみられる」といった曖昧な表現なんですね。この速報値は、気象庁のホームページで確認出来ます。

気象庁 – 平成28年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)

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そして、8月までの天候状態から判断し、最終的な梅雨入りや梅雨明けの時期を「確定値」として9月に発表するそうです。したがって、「速報値」の梅雨入り時期が修正されたりすることもあるそうです。ちなみに、この「確定値」も気象庁のホームページで確認出来ます。

気象庁 – 昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値)

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また、梅雨入りや梅雨明けの発表が無い年もあるそうですね。今年はどうなることやら。

(追記)
2017年の場合、中国地方梅雨入りは、速報値は6月7日でしたが確定値は6月20日、梅雨明けの速報値は7月19日でしたが確定値は7月13日。けっこう変わりますね。2017年の梅雨は短かったそうです。

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