【広島の中学受験事情】塾選び編

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中学受験となると、学校のお勉強だけやっているだけでは正直、お話になりません。
というわけで、塾の出番なのです。

中学受験の塾というと、私が子どもの頃(首都圏)では日能研、桐杏学園、四谷大塚、市進、Z会…
なんてのがあったものですが、今は昔。
今でいうと、有名どころでまず思い浮かぶのはSAPIXなのかな?
ですが、広島にSAPIXはございません。(※2016年4月現在)

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塾選びのポイント

選ぶにあたって、外せない条件というものを考えてみる必要がありますよね。
どこのご家庭も結構似た感じなのではないでしょうか?
我が家のポイントは、以下の通り。

1.家から通学は40分以内……通うのに体力を使うのはNG
2.「自分からやる」という姿勢が身につく……言われたものをしてるだけじゃねえ
3.友達ができる……楽しく通えればモチベーションもあがるはず

なんといっても3.は大事。
人間関係がよければ、行くのが楽しいのは大人も子どもも一緒ですよね。

特に、「中学受験する子」というのは、公立小学校の中ではちょっと特別視されがち。
自分と同じ立場の子どもたちと顔を合せることで、ほっとする部分もあるのかもしれません。
広島は学校自体が少ないので、塾で仲良しだった子が一緒に入学、となれば
中学ではじめから知り合いがいて心強いですしね。

広島での中学受験のポイントの1つに、超超難問がでる学校がないということが
あげられます。
灘や開成のような、それ専門の学習を精化させないと絶対解けない、という問題は
広島の中学受験ではほとんど必要ありません。

ですので、我が家としては「広島の中学受験に必要なことだけ」教えてもらえれば
いいかな、と思っています。
もちろん、より高度な知識を身につけることはすばらしいことだとは思うのですが、
無理に不必要な高度な学習をしてヘタってしまってもなぁ、と合理的に
割り切ろうと思います。

というわけで、ポイントを絞って有名どころをざっと調べてみました。
実際に足を運んで聞いた情報もあれば、噂レベルのものまざっていますが、
そのほうがリアルかと思ってそのまま載せます。
実際には、ご自身の目で確かめてみてください。(攻略本風)
※ご注意!あくまで個人の印象と感想です!※

日能研

「□いアタマを○くする」の電車中刷りでおなじみの中学受験塾。
広島には唯一、広島駅の近くにあります。アクセス良好ですね。
全国展開している塾ですから、データ量はピカイチ。
頭のいい子、やる気が怪しい子、どんな子にも対応できるノウハウが魅力です。
家庭での手厚いサポートが難しい子向けとのことです。

全国対応の塾なので、引越しの予定がある方や、
首都圏の超難関校を受験する方にも。

英進館 鯉城学院

広島では老舗の塾。
広島・岡山の中学受験・高校受験を専門にしている地域密着型の塾です。
(大学受験も扱っているらしいです)
校舎は幟町と西広島の2つ。
幟町のほうはバスの路線が豊富なので、子供が通うならバスかなと思います。
広島駅から歩くには小学生にはちょっと遠いし、
夜はがらんとしている地域なので、遅くなったら心配ですしね。

トーナメント式?のようなテストや算数オリンピックにも力を入れていたりと、
塾外の学力を試す機会に積極的なのもおもしろいですね。
いけいけどんどんな子にはちょうどいいかも。

家庭学習研究社

こちらも広島では老舗の塾です。
特筆すべきは、他の塾とは違って、中学受験専門であること。

名のごとく、もともとは「家庭で学習するための教材」を作っていた会社とのことで、
宿題や予習復習などはかなりの分量の模様。
家でも自分からシッカリ机に向かえる、という子にはぴったりです。

ただし、その分人を選ぶようで、転塾する子も結構多いとか。
広島市内に4校と呉・東広島に1校ずつの全6校と、
比較的家に近い場所を選びやすいのもメリットのひとつですね。

通学が大変な子用に、土曜のみ通塾する「土曜コース」も用意されているようです。
6年生からは男女別のクラスになる、という珍しいシステムを導入しています。

鷗州塾

幼稚舎から大学受験まで。
西日本では有名な大手塾です。
広島市内に多数の校舎があるので、通いやすい場所が見つかりそう。
西日本地区のデータ蓄積量は随一なので、自分の実力をしっかり見極めるなら
うってつけなのではないでしょうか。

サッカー教室やパソコン教室なんかもあったりと、受験が終わっても末永く付き合えるかも。

グループ内にはAICJ中学校という
IBを取れる学校があるため、そこを目指す方のための指導は、ここがピカイチです。
ちなみに、AICJは英検3級以上を持っていると、受験時有利だそうです。

白石学習院

広島ではCMでおなじみ。
学習習慣を身に着けるところから始める、という学習塾です。
市内に8校舎がありますから、通いやすい場所は見つけやすそう。
スクールバスが充実しているのが、親にとっては大きなメリットの一つ。
ルートもいくつか用意されているので、安心して通わせられそうです。
校舎によって、中学受験を扱ってないところもあるので、要確認。

田中学習会

テキストを見る限り、四谷大塚系列のカリキュラムのようです。
ここの特徴は、中学受験だけではなく、中学校進学を見据えた学習のサポートや
理科の実験、パズルなど多彩な学習システムを用意していること。
「受験」ではなくて「学ぶ」ということを大切にしてるようです。
なんというか、志向としてとても健康的なものを感じます。

とはいえ、やるときはギッチギチにやるようで、いまどき珍しい(のかな?)

合宿での学習も行っています。
塾のカリキュラムに従ってガッチリ勉強したい方のニーズにも、しっかり答えてくれるはず。

長井ゼミ小學舎

医大を目指す方向けの塾・長井ゼミの中学受験部門。
中学受験塾への参戦はまだ日が浅いようですが、広島でも随一の実績を誇る塾の
中学受験部門として注目されているようです。

少人数制で、復習メインのカリキュラム。
うれしいのは、5・6年生は同じ内容の授業を週に2回してくれていること。
用事があって休んでも、違う日に振り替えることが可能とのことです。
それも無理ならDVDでの受講も可能とか。
うーん近未来型ですね!

空き教室を自習室として開放しているのは、図書館での勉強スペースがほとんどない
広島っ子にとってうれしいメリットです。

少子化の昨今、どの塾もしのぎを削って素晴らしいサービスを提供してくれています。
子ども本人はもちろん、親の意向にも合う塾と、きっと出会えるはず!

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